2007年5月20日 (日)

歯科の選び方?

「はじめに」のところでも少しお話ししましたが、あなたがこれから受ける治療内容を詳しく知り、その治療により期待できる結果と自分のイメージとがピッタリ一致している事、それが何よりも重要です。そして、最低限あなたが超えなければならない1つめのハードルでもあります。

そのためには何が必要かといいますと、

①患者さんから見ると自分の今現在の歯・口の状態を正しく理解し、そこからどんな状態になりたいかという事をはっきりと担当の歯科医師に言えること。また、それを判断するためのイメージや情報を必要最低限は事前に持っているか、説明を受けて理解していること。

②歯科医師から見ると、患者さんが十分理解できる言葉で今現在の歯・口の状況を説明し、今実際にその医院で受けることの出来る全ての治療方法とそのリスクを示して、患者さんが自ら納得してそれを選択できる環境を作ること。

この両方ができて初めて1つめのハードルを越えることができるのです。

しかし、こうやって文章にするのは簡単ですが、ここであなたの過去を振り返って思い出してみてください。このような流れで治療を始めていった事があったでしょうか?

状態の説明はもちろん多少はあったでしょう。しかし、あなたはそれを正しく理解し、イメージできたでしょうか?また、全ての方法とそのリスクを詳しく説明してくれましたか?そして、結果的に行った治療はあなたが選んだものでしたか?歯科医師がすすめたものを受け入れた感じになりませんでしたか?

ここで具体的な事例を紹介してみましょう。これは私が聞いた実話なのですが、患者は21歳女性で、前歯が少し出っ歯だったことを気にして歯科を受診したそうです。担当歯科医師に相談したところ、「矯正をして前歯を引っ込めるか、削ってかぶせ物にして引っ込めるしかないね。」という説明。彼女は矯正については2~3年の間ワイヤーを入れておかなければいけないことを事前に知っていたため、矯正はしたくないと言ったところ、「では、削る、という方向でいいですね?」と言われたため、それしかないなら…と治療する事に同意したそうです。しかし、「矯正」という言葉に注意を奪われ、「削って引っ込める」という意味をよく理解出来ないまま、彼女は治療を承諾してしまったんです。その後、どうなったと思います?

 治療は非常にシンプルかつ大胆とでも言いますか、上の前歯4本を麻酔後、歯の根元から横にスパッと切ってしまったそうです!麻酔が効いていて痛みが無い状態の彼女でしたが、その作業をされている最中はさすがに異変に気がつきました。しかし、もう時はすでに遅し!前歯4本の頭の部分は無くなってしまい、神経は全て取られ、4本の仮歯を入れられてしまったそうです。

 彼女は弱気な性格で、治療について多くを歯医者に聞くことも無いまま、自分が思っていた治療とは全く違う、危険な治療を受けてしまったのです!

 もちろん、この治療方法自体が悪いという訳ではありません。審美的な歯を望む人に対してならば、歯の方向を変えるために、本人が納得していれば仕方が無いことだとも思います。しかしこの例では、彼女は治療後3日間家で泣き通しだったそうです。

正直申し上げて、こういった考えの食い違いがあるまま治療が進んで行ってしまっては手遅れになりかねません。でも、事実、大なり小なりこのような事は日常的によく起こっているんです。なぜでしょうか?

それは、あなたが当然と思っている事が実はとんでもない間違いだからです!

宇都宮市 歯科医院 なら

歯医者って…

毎日毎日診療をしていく度、心につもっていくつもの矛盾、患者さんと話しをしていてもなぜか食い違っていく会話。

人生が80年を超えるようになった現在、しかし、たった1本の歯をできるだけ長きにわたり維持していくことが、どれ程大切な事なのかあまりにも理解されていない。

 実は、この一本の歯を最初の段階で守れないことが、その後の歯全体の状態を悪くしていく大きなきっかけとなっているんです。(後に詳しく解説してあります。)

 それだけに、治療に対しては出来るだけ時間をかけて丁寧にやりたい、歯の磨き方が良くできていない人を見てしまうと、ついつい歯ブラシ指導にも力が入ってしまう。

 しかし、その結果として患者さんから言われたり、言わないまでも多分思っているんじゃないかなぁと予想できることは、

[いったい、いつまでこの歯の治療には時間がかかるの?]

[歯ブラシなんていいからササッと治して終わりにして欲しいんだけど。]

[悪くなったらまた来るんだから、今回は応急的にやっておいてくれないかなぁ。]

[仕事が忙しいんで、とりあえずこの痛い歯だけやっておいて欲しいんだよね。]

ごもっともです!私もこうして歯医者になってなかったら、きっとそのように思っていたに違いありません。しかし私はプロとして、開業医として、このような人達に接してきて次のような場面に残念ながら数多く出くわしてしまいます。

患者Aさん:「あの~、ここの歯が今、ものすごく痛いんですが、今この歯でしか噛んでないので、できればこのまま痛みをとってかぶせてほしいんですが。」

私  :「・・・・、Aさん、大変申し上げにくいんですが、この歯はもう残す事は無理ですよ。抜いて入れ歯にするしかないですね。」

患者Aさん:「えっ!?抜くんですか?でもそれじゃ食べられなくなっちゃいますよね、

      なんとかなりませんか?入れ歯ですか…他に何かいい方法ないですか?」

  私  :「・・・・」

いやなものです。その度にやりきれなくて、なんだか暗い気持ちになるのです。そして、こんな状況に対して何もせずにいたら決して患者さんの為にはならないという思いが強くなっていくのです。

例に出した患者さんも、その時はかなり落ち込まれ、今までの事を大変後悔されていましたが、考えれば人はそんな切羽詰った状況に追い込まれなければ自分の事といえどもなかなか真剣にはなれないという事が、こういった場面に表れてくるのでしょう。

しかし、今のまま、何の情報も判断基準も無いまま流れに任せていては同じことのくりかえしです。見ていられません。少なくとも、この読者の方だけでもそんな状況に

なってしまう事を避けていただきたいのです。

 そのために、歯の「治療とケア」のプロとして、あなたに伝えなければならない事を

一生懸命に書きました。

 あなたにしっかりと伝わるように、何回も何回も書き直しました。

 簡単に読んでいただけるように、専門用語もなるべく避け、どんな方が読んでも伝わるように、出来るだけわかりやすい言葉で書きました。

しっかりとした治療を受け満足のいく状態を保ち続けるか、それともやはり行き着くところまで行ってしまうか…

ぜひ、このマニュアルを読んでみてください。

そして、あなた自身の思った通りの「健康な歯」を手に入れて下さい!

宇都宮市 歯科医院 なら

2007年4月 8日 (日)

歯科医院に行くって?

はじめに 

今、あなたは歯の治療を受けているか、あるいは受けようと思われていることと思います。いやなものですよね、歯医者に通うのって。

 もちろん、治療した後に自分にとってよい結果が待っているだろうから、嫌でも、忙しくても通うわけです。例えば、

    見違えるように白く、きれいな歯になりたい!

    痛くて噛めなかった所が、またがっちり噛めるようになりたい。

    入れた後は、当たりもなくすぐになじんで食事もしやすく、違和感もない入れ歯ができたらいいなぁ…

などなど。しかしその反面、今までの経験からこんな心配もされているんじゃないですか?

    この先生、ちゃんと治療してくれるだろうか?ヘタだったら困るなぁ…

    もしかして、急に抜かれちゃうんじゃないだろうか?

    前歯だし、かっこ悪くなったらどうしよう?

    なんか、ガンガン削っているようだけれど、そんなに削って大丈夫なわけ

    お金、かかるんじゃないだろうか?

    何回かかってもしばらくするとまた悪くなるけど、どうして?

    どこに行っても合う入れ歯を作ってくれない。今回もそうなったら…

    いったい、何回通えば終わるのだろう?

 といった感じでしょうか。多分、数えればきりがない程の不安や疑問が浮かんできますよね。でもご安心を。このマニュアルは、そのような普段疑問に思っていてもなかなか面と向かって聞くことができないいろいろな事柄に焦点を当て、より自分にとって良いと思える、納得のいく治療を受けていただくために作ったものです。

 これは、実を言うと、本屋さんで売っている当たり前の事しか書いていない歯の書籍とは180度異なります。なぜなら・・・・あなたが本当に知らなければならないのは、

歯医者が、診療中の短い時間の中ではとても説明しきれないとあきらめてしまっている、

歯に衣着せぬ真の情報なのですから!

 このマニュアルを読み終えたとき、あなたは次のような事が今までと大きく変わったと感じられるはずです。それは・・・

宇都宮市 歯科医院 なら

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